前立腺がんの病期ステ-ジ別治療法
●前立腺がんのステージごとの治療
前立腺がんは病気の進行度、病期・ステージごとに治療の方法が変わります。
①病期A
<限局がん>
前立腺肥大症の手術などの、前立腺がんではない病気の手術で偶然発見されるような小さなガンです。ガンが前立腺内に限局(広がったり転移したりしていないでとどまっていること)している場合、治療は次のいずれかから選択されます。
○経過観察。
観察するのみで積極的な治療は行いません。
○ホルモン療法。
○外科療法。
前立腺摘除手術(ぜんりつせんてきじょしゅじゅつ)で病巣を取り去ってしまいます。
○放射線療法。
○外科療法、または放射線療法にホルモン療法を加えて治療。
②病期B
<限局がん>
前立腺周囲にガンが拡がってはいるものの、まだ前立腺の中にとどまっていて転移がない場合、治療は次のいずれかから選択されます。
○ホルモン療法。
○外科療法
前立腺を取り去ってしまいます。
○外科療法にホルモン療法を加えた治療。
○放射線療法にホルモン療法を加えた治療。
③病期C
<局所浸潤がん>
前立腺の外側にまでガンが広がった段階です。
○内分泌療法
○外科療法
○放射線療法
またはこれらを併用して治療します。
④病期D
<転移がん>
リンパ節や骨、その他の臓器にガンが転移している段階に行われる治療法。リンパ節転移がある場合は……
○ホルモン療法。
○放射線療法にホルモン療法を加えた治療。
骨、肺などに遠隔転移がある場合は……
○ホルモン療法。
まれにホルモン療法に化学療法を加えて治療します。
骨転移部分に痛みがみられる時は、痛みの改善目的で痛む部位に放射線照射を行うことがあります。
※ホルモン療法は、内分泌療法とも呼ばれます。
スポンサード リンク